【神奈川県小田原市】e-sportsが熱い|小田原市 #1
どこの市町村でも観光事業に力を入れていますが、少し変わった取り組みをしているのが「小田原市」!
いま、徐々に熱を帯び始めている「e-sports」を観光事業に取り入れています‼︎
なぜ観光事業でeスポーツを取り上げるのか、小田原市の担当者に取材を申し込んだところ、快く受けて頂いたのでインタビューの模様を3回に分けてお届けしたいと思います。
【01なぜ小田原でe-sports?】
—今日はお時間頂きありがとうございます。
小田原市が取り組む「e-sports」についてお話を伺わせてください。
宇佐美さん(1歳のお子様を持つ36歳もちろん小田原市民 2023年2月取材時)
こちらこそよろしくお願いします。
–まず、なぜ行政でそれも「小田原市」で「e-sports」を取り組もうと思ったのですか?
宇佐美さん
小田原のイメージって、「小田原城」をメインアイコンとした歴史観光が主体なんです。
だからイベントも「忍者」を登場させたり、「かまぼこ」を使ったり、昔からあるイメージの資産で観光に取り組んでいました。
–そのイメージはありますね。
宇佐美さん
かつて政財界人や文学者の別荘も小田原にありましたし、とにかく歴史文化を中心とした観光イメージだったんです。あまりそこは気にせずにいたのですが、令和2年に小田原の観光に対するイメージ調査を行いまして、若者は「小田原市」に対して特にイメージがないことがわかったんですね。あったとしても「小田原城」のみで、それもなんだかわからないみたいな。
この調査で「年配」か「歴史好き」だけが小田原に興味をもって、若者のイメージは娯楽がない場所もしくは特になしということが分かってしまいまして。。。
–それはすごいことが分かってしまいましたね。
宇佐美さん
はい。
そこで小田原市として若者にアピールできる観光場所を作ろう、と。
その施策の一つに「e-sports」があります。
今、若者を中心に新しいスポーツの競技として「e-sports」の熱が高まっています。
その新しい「e-sports」という流れに小田原市が率先して取り組むことによって、観光だけでなく市の民間の需要も掘り起こしたいと考えています。
–民間の需要ですか?
宇佐美さん
観光に来て頂くことも大事ですが、地域経済の活性化も行政の大事な仕事の一つですので、最初のきっかけづくりをしたいんです。
小田原市は自治体としては早く取り組んでいると思います。今はほかの自治体さんやテレビでも取り上げて頂くことがあります。ちなみに今日来ているパーカーは「小田原市」のパーカーなんですよ。
—小田原市への想いが伝わりました。
次回は実際に動いてどうだったかを教えてください。
→#2に続きます。